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会長方針

令和6年度基本方針

日本は世界に類をみない高齢化社会になり、地方都市の人口減少、エネルギーコストの増加による物価高が重なり、地域経済の低迷が続いています。そして、数十年に一度と呼ばれる大規模な自然災害が毎年のように発生し想定外の出来事が、当たり前のように起きる時代となりました。

日本銀行券の肖像は各々の時代に大きな影響を与え、求められている象徴です。今年新たに流通される新一万円札の肖像には、我が国の商工会議所の祖である渋沢栄一翁が描かれます。経済合理性のみを追及するのではなく、社会全体の利益の増加を第一に考えること。「道徳経済合一説」をはじめとする翁の精神が現代には求められています。「現状に満足した時が衰退の始まりである。」という翁の言葉にもあるよう、我々は自社業の発展に勤しみ地域の先駆けたる存在になるべきです。

そのためには一人ひとりが組織の中で主体的に行動し、自己研鑽と組織の拡大を持続的に行う必要があります。

そこで、本年度のスローガンを

と致します。

「全てのYEGは連帯の証となる。」YEG宣言にあるように、このYEGという3文字だけで県内1,000人、関東ブロック8,000人、さらには全国まで視野を広げると32,400人の青年経済人と繋がることが可能です。そして自らの意思と行動によっては多くのチャンスを掴むことができる環境です。

環という文字には、取り巻く環境と巡り循環する意味があります。変化が激しい時代の潮流に乗るには、自分と組織の環を広げることが重要であり地域の未来を共に創る仲間が一人でも多く必要です。

そのため3つのビジョンを掲げます。

一、会員拡大=スケールメリットを目指し、地域に求められる組織へ
一、自己拡大=自己研鑽とビジネスの活性化
一、交流拡大=出会いの創出から新しい仲間作り

令和7年度には、創立40周年という記念すべき年を迎えます。
1985年野田YEGは、東京に直結する鉄道誘致を促進させるべく立ち上がった団体です。諸先輩方から脈々と受け継がれた壮大な目標を実現するには、組織の拡大と成長が急務です。研鑽と交流の環を広げ、同じ志を共有し、地域に必要とされる組織作りを目指します。

そのためには、関係諸団体と連携強化するだけでなく、我々の活動を現在より多くの人に認知され必要性を理解されることが必須です。私たち一人ひとりが、3つのビジョンを意識し自発的に活動の環を広げることで、個人の成長と野田YEGの繁栄に寄与すると考えます。

地域の未来を担う仲間同士、輝ける新時代への幕開けとなる一年を共に歩みましょう。

令和6年度 第39代会長 飯塚 啓史

事業計画

  • 会員の拡大
  • 会員の自己拡大に繋がる研修と交流事業等の実施
  • 東京直結鉄道建設・誘致を実現させるための活動の実施
  • 事務作業の効率化及び規約の整備
  • 親会、行政、関係諸団体との連携強化及び関連事業への参加・協力
  • 県青連、関青連、日本YEGが実施する事業への参加・協力