令和4年度基本方針

この数年、新型コロナウイルス感染症が全世界で猛威を振るい世界経済を大きく後退させました。
そして国や地域によるばらつきを伴いながらも経済が回復を続ける今も尚、自助努力を求められる日々が続いています。
しかしながら令和3年では繰り返される緊急事態宣言や蔓延防止重点措置等への対応を強いられる中、東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。ほぼ全ての競技が無観客で行われましたが、日本選手の総獲得メダルは史上最多の58個と、逆境に負けず困難に打ち勝つ姿は多くの人に夢や希望を与えることができたのではないでしょうか。
我々野田商工会議所青年部(野田YEG)もまた様々な制限がある中での活動となりましたが、アイデアと工夫を凝らし会員同士の交流と研鑽に努め、そして活動の中で学び、対応力を高めてきました。令和4年度では学びを活かし、力強さとさらなる成長と熱意を引き出す年にしていかなければいけません。
そこで、本年度のスローガンを

と致します。
「個性を生かす」という事は他者を認め、尊重する事であると考えます。
我々は多種多様な業種の経済人の集まりです。視点や思考も違う会員同士だからこそ、意見を交わし、協力し合いながら行動を共にしていくことで、自己研鑽と自企業の繁栄へと活かされていくはずです。
だからこそ、お互いを尊重しながら苦楽と成長を共有できる仲間作りをしていきます。併せて会員の拡大を積極的に取り組み、組織の強化と活性化を図ります。
さらに、本年は野田YEGの主管事業である東京直結鉄道建設・誘致促進活動の総決起大会を野田市で開催いたします。総決起大会を通して更なる東京直結鉄道建設・誘致促進活動の周知と、実行委員会である埼玉・千葉・茨城ブロックの連携を強化していきます。
また、野田商工会議所が70周年を迎える記念すべき年でもあり、我々としてもさらなる飛躍を目指し、それぞれの知識や経験を活かした活動と地域へ貢献できるような活動を行い、より一層誇りに思えるような野田YEGを目標に1年間取り組んでいきます。
令和4年度 第37代会長