令和5年度基本方針
新型コロナウイルスの流行により人々の生活スタイルは大きく変わり、日本企業を取り巻く経済環境も大きく変わりました。これまで経営者に求められてきた資質は、人心掌握力や統率力など組織をまとめる強烈なリーダーシップでありましたが、これからの経営者に求められる資質は、明確なビジョン、イノベーションへの対応、変化を恐れない柔軟性であります。
経営者が理想とする究極的な目標は「最小のコストで最大の利益」であり、自企業の発展であります。
しかしその一方で、企業はただ自社の利益のみ追求すれば良いのではなく、社会に独自の価値を提供する社会的責任があり、企業理念に沿った社会貢献活動を続けていくことで、顧客や従業員に選ばれ続ける魅力的な企業へ成長できます。
と致します。
また、現状や他者が行った結果だけをみて責めたり非難したりするのではなく、先にあらゆる事態を想定し、自らしっかりと考え準備し、それを実践することで経済人としての成長・後の楽しみへと繋がります。
我々野田YEGは、一人一人が異なる知識と経験を積んできた無限の可能性を秘めた原石の集まりであり、自分以外の誰かを成長させ得る砥石であります。
昨日よりも今日、今日よりも明日がもっと輝くために、たくさんの人との出会いを増やすとともに、ありのままの自分で、本音でぶつかり合って切磋琢磨できるYEGを目指します。
令和5年度 第38代会長 木名瀬 宣人
令和4年度基本方針
そして国や地域によるばらつきを伴いながらも経済が回復を続ける今も尚、自助努力を求められる日々が続いています。
しかしながら令和3年では繰り返される緊急事態宣言や蔓延防止重点措置等への対応を強いられる中、東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。ほぼ全ての競技が無観客で行われましたが、日本選手の総獲得メダルは史上最多の58個と、逆境に負けず困難に打ち勝つ姿は多くの人に夢や希望を与えることができたのではないでしょうか。
我々野田商工会議所青年部(野田YEG)もまた様々な制限がある中での活動となりましたが、アイデアと工夫を凝らし会員同士の交流と研鑽に努め、そして活動の中で学び、対応力を高めてきました。令和4年度では学びを活かし、力強さとさらなる成長と熱意を引き出す年にしていかなければいけません。
と致します。
我々は多種多様な業種の経済人の集まりです。視点や思考も違う会員同士だからこそ、意見を交わし、協力し合いながら行動を共にしていくことで、自己研鑽と自企業の繁栄へと活かされていくはずです。
だからこそ、お互いを尊重しながら苦楽と成長を共有できる仲間作りをしていきます。併せて会員の拡大を積極的に取り組み、組織の強化と活性化を図ります。
さらに、本年は野田YEGの主管事業である東京直結鉄道建設・誘致促進活動の総決起大会を野田市で開催いたします。総決起大会を通して更なる東京直結鉄道建設・誘致促進活動の周知と、実行委員会である埼玉・千葉・茨城ブロックの連携を強化していきます。
また、野田商工会議所が70周年を迎える記念すべき年でもあり、我々としてもさらなる飛躍を目指し、それぞれの知識や経験を活かした活動と地域へ貢献できるような活動を行い、より一層誇りに思えるような野田YEGを目標に1年間取り組んでいきます。
令和4年度 第37代会長 金谷 静恵
令和3年度
東京直結鉄道建設誘致・促進及び野田市駅西土地区画整理事業等の魅力あるまちづくりの構想に行政と一体となり取り組み、地域の発展に貢献し自企業の発展へとつながるよう努力し、その活動の輪を広げて行きます。
そしてSDGs(持続可能な開発目標)の理念を取り入れた活動も行い、よりグローバルな視野に立ち、会員のさらなる飛躍を目指します。
野田商工会議所青年部に入会したときの志を忘れず、次のステージへと進むべく、日々切磋琢磨し、今までの枠組みにとらわれず、新たに挑戦し続け、恐れることなく、信念をもって前へと進んで行きます。
令和2年度
35周年を迎える野田YEGにとっても入会5年未満の会員が半数を超え、組織運営を担う役員も半数以上が未経験者となることから大きく若返る年度となり、これからの時代に則した組織を創り、その流れを次年度へと繋いでいかなければなりません。
創立以来の歴史と文化を伝承しつつ、新たな価値を創り上げることがYEGの伝統であることからも、そこに立ち向かい恐れることなく突き進んでいくことが必要と考えます。
と致します。
我々、商工会議所青年部は地域経済の発展を支える中小企業の事業主、またそれに准ずる者で構成された団体です。地元企業との連携を図れるのは言うまでもなく、親会・行政・関係諸団体、広くは全国約34,000名の青年部との繋がりも生まれる中で、自身を試し、様々な経験や失敗を通して成長させてくれる環境が、青年部にあると私は信じております。
この先、野田市のまちづくりも駅前開発により大きな転換期を迎え、さらなる発展を遂げていくためには、東京直結鉄道の誘致建設を実現させることが重要であり、実行委員会である、埼玉・千葉・茨城ブロックの連携を強化しながら、鉄道誘致運動を展開していかなければなりません。
また、青年部活動を通して、まちづくりの一翼を担い、地域を支える経済人へと成長して行くためにも、社会人としての資質向上を図り、人間力を高め、新たなことに挑戦しながら、全会員の可能性を広げ、大きな成長を感じることができる年度を目指し邁進してまいります。