5月9日、野田商工会議所にて令和5年度臨時総会を実施し、その後、本年は関東大震災から100年目にあたる年であることから、今年度スローガン「先憂後楽」を実践すべく防災訓練およびAED講習会を行いました。
組織強化委員会が運営を担当した第1部の臨時総会では、令和4年度の事業報告および収支決算、前年度繰越金の確定に伴う令和5年度補正予算を審議し、全ての議案が全会一致で可決されました。
第2部の防災訓練およびAED講習会では、野田市消防署中央分署より消防士および救急救命士をお招きし、災害に備えて自企業で実施しておいた方が良い訓練や備蓄品について、出血時の止血方法や喉に物を詰まらせた時の対処方法およびAEDの使い方について学びました。
AED講習では、3つのグループに分かれ、全てのメンバーが要救助者の発見から胸骨圧迫を含めたAED使用までの流れを実践し、その後、通報から救急車が来るまでの時間を9分と想定したグループ間で協力しながらの救助シミュレーションを行いました。
胸骨圧迫やAED訓練を初めて行うメンバーや数年ぶりに行ったメンバーも多く、大切な家族や従業員を守るためにも、いざという時に落ち着いて応急処置ができるよう定期的な訓練の必要性を感じた講習会となりました。
今後も災害時や重大事故等に遭遇した際に避難者や傍観者ではなく、支援や救助する側になれる青年経済人になるためにも、個々の防災力を高められるよう研鑽していきたいと思います。
末筆ではございますが、ご協力いただきました消防署の皆様に心より御礼申し上げます。
組織強化委員会 委員長 小林邦徳
会長 木名瀬 宣人